プロジェクトについて

変わりゆく地域コミュニティ

課題

地域コミュニティの機能が低下し地域における連帯意識が希薄化しつつある。

その主な原因

  1. 少子高齢化・人口減少
  2. 国・地方の厳しい財政状況
  3. 家族形態の変化や地域の機能の弱まり
  4. 地方分権の動き
  5. 市民活動回体の台頭

1993年8月の豪雨災害で大きな被害を受けた上町は、それまで存続していた交流行事(おはら祭り参加、十五夜祭り)などの行事が失われていきました。各町内会加入世帯数は、町内加入へのメリットを感じられない等の理由で総世帯数の60%近くまで減少しています。

上町に位置する町内会役員のほとんどが固定化、高齢化し、次世代への継承者不在により活動のマンネリ化、閉塞化に加え。街の賑わいに関しても、各通り会商店街の会員数は、水害後半数近くまで減少し、空き店舗の増加も進んでいます。さらに、郊外の大型店舗の進出によりその傾向に拍車をかけています。

地域課題解決へ向けて

今後地方財政および地域コミュニティの財政状況がいっそう厳しくなることが予想される中で、その活動を促す為には、生きていくことの喜び、感動、そして、お互いが協力していくことの重要性を再認識できるようなテーマを効率的に選択し、重点的に支援、指導を受ける必要があります。
そのためにも地域住民を巻き込みながら、多用な主体性をもっている、各地域コミュニティが情報交換を行い、連携していく必要がある。

地域課題解決のイメージ図
地域課題解決のイメージ図

有志による新たな地域コミュニティ事業への取り組み

上記、地域の現状と課題を踏まえ、有志による「-わたしたちの『まち』を彩る- 上町維新まちづくりプロジェクト」へと取り組むこととなりました。

この「上町維新まちづくり事業」は2009年 鹿児島市「市民とつくる協働のまち事業」に採択され、事業費の一部が助成されたほか、行政や各種団体との協働によって、より公共性のある地域サービスを目指して現在活動中です。

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